
こちらの治療薬、アメリカで特許承認もされている、白内障治療薬の定番中の定番だそうです。白内障は動物でしたらいつかなってしまうものだそうで、治療が必要な日が来てしまうのです。
これまでは、白内障の治療といえば、手術で水晶体を除去し、人工の眼内レンズを入れる以外に効果的な治療方法はありませんでした。
その他の治療法として使われていた目薬治療は、ピノレキシン製剤(カタリン・カリーユニ目薬等)とグルタチオン製剤(タチオン・ノイチオン目薬等)で、水晶体の白濁の進行を遅れさせることでしたが、効果があまりありませんでした。
しかし、Nアセテルカルノシン目薬Nアセテルカルノシン(NAC)という複合アミノ酸を目に投与すると、NACが本来のカルノシンに変わり、眼球の水溶液に直接入り込み、強力な酸化防止剤として働き、白内障を治療する事ができるようになったのです。
用法・用量は、最初の6ヶ月間は両眼に1日朝夕2回、1滴点眼し、次の7ヶ月目からは、両眼に1日1回、1滴点眼します。こちらは、人間用の薬ですが、一般的に犬・猫にも投薬の効果があるそうです。病状により投与量が変わることがありますので、詳しい投与量や用法は獣医師にご相談ください。
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